2026年3月26日

第5回定期演奏会に寄せて ~プログラム 音楽監督挨拶より~

創団から5年4ヶ月。この度、第5回という節目の定期演奏会を開催できますことを、大きな喜びを感じております。ここまで支えて下さった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

今年度の演奏会のテーマは「シマエナガの軌跡」。これまでシマエナガが大切に歌い続けてきた作品、作曲していただいた作品、そして長く温めてきた“いつか歌いたい”作品を集めています。気がつけば相当な曲数となり、苦労も多い一年でしたが、どの作品にも愛情を込め、真摯に向き合ってきました。本日の演奏から、作品の魅力と"シマエナガの手作りの音”を感じていただければ幸いです。

5年4ヶ月の歩みのなかで、大きな成長を実感した瞬間があります。一昨年から毎年8月に山梨県富士河口湖町で合宿を行っていますが、今年度は初めて少人数アンサンブルコンテストを実施しました。各グループが「こう歌いたい」という強い意志を持ち、楽譜に記された音楽に真剣に向き合い、お互いの音楽を尊重し合う姿に深く心を動かされました。創団以来掲げてきた「一人一人が表現者として音楽を追究する団体を目指す」というモットーが、着実に体現されつつあると確信しております。

シマエナガは2020年11月23日の創団から、まるで大きく成長する子どものように、少しずつできることが増え、音楽的に確かな変化を遂げてきました。コロナ禍の困難な時期に誕生したからこそ、この先どのような壁が立ちはだかっても乗り越えていける、そう強く感じています。
これから10年、20年先へと、音楽が絶えず続いていく団体でありますように。「うたが好き」「音楽が好き」という気持ちで集う仲間たち、思いを汲み取り共に音楽を紡いでくれるピアニスト、ご指導くださる先生方、そしていつも見守ってくださる皆さまに深く感謝し、私自身もより一層精進してまいります。

本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。