2025年8月10日
2025夏合宿 2日目まで終わりました
今年で3年目となった夏合宿。毎年、8月に河口湖を訪れ合宿を行っています。
9月に行われるコンクールに向けて、高い集中力を持って練習に取り組みます。
次の本番は9月6日(土)に行われる東京都合唱コンクール。課題曲は「秋の午後」を選択し、細かなニュアンスや発音、フレーズ感などを磨いています。今回は初めて、ピアニストの降籏奈月さんにも帯同していただき、実のある練習ができていると感じています。
2日目の今日は、いつも大変お世話になっている小巻風香先生をお迎えし、発声を含めたご指導をいただきました(わざわざ東京から本当にありがとうございました)。「高い集中力」の下、ぐんぐんと音楽が変わっていく様子がよく見られます。
合宿は歌うことだけで完結するものではありません。3日間、食事、睡眠を含め、夏ならではの花火をしたり、夜通し話をしたり、お互いの知らなかったことがたくさん知れることも嬉しいことの一つです。
何気なく過ごしていく時間が、本当に温かく大切な時間になっているのだなと感じます。
今回は、初めて団内でのアンサンブルコンテストを行いました。私からの課題は「歌ってくれれば何でもOK」だったのですが、団員たちが選択したのは「鷗」「赤とんぼ」「箱根八里」となんともマジメな選択…(笑)
どうなることやらと思って臨んだコンテストは、私の想像を遥かに超える完成度でした。
小巻先生、降籏先生と最優秀チーム(実はこの日の夕飯にケーキをご用意いただいていたのです)はどうするのか、順位付けするより、ケーキをどう等分するか話し合うくらいでした。
ただ歌うのではなく、この曲を自分はどう歌いたいのか、仲間とどう合わせていくのか、どのグループもよく考え練習していることがわかりました。
言葉や音楽の流れ、ハーモニーをどう聴くのかという緻密な点…。私がよく拘ってきていたことは、伝わっていました。
私にとってこの5年間、やってきたことは間違いじゃなかった、と感じた瞬間でした。
そして何より、「歌が好き」という純粋な気持ちが、シマエナガの原動力になっているのだと改めて確信し、それが当たり前ではないのだと感謝の気持ちでいます。
明日、最終日です。悔いを残さないよう、しっかりまとめて終わりたいと思います。